X JAPAN:欧州公演初日に新曲「JADE」を世界配信「音楽を通じ東洋と西洋の架け橋に」
X JAPANが、初の欧州ツアー(英・ロンドンから)をスタートする6月28日に新デジタルシングル「JADE」を発売することが分かった。楽曲はまず4公演を行うヨーロッパ、9月にステージを控えている南米、昨秋ライブを成功させた北米で配信(EMI、William Morrisなど)。日本では同日から音楽配信サイト「mu-mo」で配信する。
「iTunes」などの主要サイトでは7月13日から購入可能で、東南アジアでの発売も決まっている。
バンドは今年、米EMIミュージック(EMIキャロライン)と3年間契約(製造と流通権)を結び第1弾シングルとして「JADE」を3月15日に発売する予定だった。
1998年の「THE LAST SONG」以来13年ぶりのシングルとして待望視されたが、東日本大震災のため延期に。
楽曲はYOSHIKIがパーソナリティーを務める衛星ラジオ「YOSHIKI RADIO」(北米、Sirus / XM)で流されており、発売が熱望されていた。
YOSHIKIは発売決定に「アメリカとヨーロッパでの楽曲リリースは、X JAPANにとって長年の夢でした! 音楽は計り知れない力を持っている。僕たちは音楽を通じて東洋と西洋のギャップに橋を架けられると信じている。『JADE』がその最初の一歩になれれば」と願っている。
楽曲はYOSHIKIが作詞作曲。
故・HIDEに対しての感情を激しく、そして切なく表現しており、静と動に振り切った壮大な世界観に心が揺れる。
シングルジャケットに起用された写真はYOSHIKI自身が撮影。
念願の全世界進出に向け、思いがこもった一作になっている。
エアロスミスやニルヴァーナ、リンキン・パークらのミックスを手がけたアンディ・ウォレスがミックスを担当。
バンドが制作を続けている英語版デビューアルバムの1曲目に収録される予定だ。
(以上、Club Zyより)